Vercel のdashboardを経由せずに、Vercel CLIから環境変数を設定することができます。
使い方
Vercel CLIはインストールされている前提で進めます。
クラウドへ環境変数を設定
$ vercel env add ${KEY}
ここから対話形式で値とセットする環境を選択することができます。
vercel env add [environment]
で特定の環境に設定することもできますが、複数選択ができないので基本的には上記の形でしか使うことはなさそうだと思いました。
確認
vercel env ls
で今設定されている環境変数を確認できます。
$ vercel env ls Vercel CLI 37.1.1 name value environments created HOGE Encrypted Production, Preview 23m ago
もちろん、dashboardの Settings > Environment Variablesも同様です。
localの環境変数へ反映
vercel env pull
これで、クラウドでDevelopment環境に設定されている環境変数が.env.local
に反映されます。
もし.env.local
に手動で設定しているものがあれば、上書きされるので注意してください。
なお、 vercel dev
コマンドで開発している場合は、この処理は含まれているため実行する必要はありません。
クラウドの環境変数を削除
vercel env rm ${KEY}
基本的な使い方は以上になります。
より詳細な使い方は公式ドキュメントを参照してください。
おわり